なぜ、人は動かされるのか知っていますか?

影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか

人間という動物の習性

人間の深層心理が見事に描かれています。

・ある分野の権威に見える人の言うことを盲目的に受け入れる
・自分の行為や決定、一貫した思考や信念を持ち続けようとする
・書かれた意見は書いた人の真の態度を反映していると考える
・自分自身に自信が持てないとき、他者の行動を正しいものだと期待する

ハッとさせられるようなエッセンスが満載です。

もちろん経験としては認知していることもあるかもしれませんが、
行動を起こすときの判断基準として明確に意識できるかどうかを考えると、
それができている人はほとんどいないのではないように思います。

人間という動物を勉強する気持ちで一読することをおすすめします。
なぜ、人は動かされるのかがわかります。

本当におすすめ一冊です。




日米関係を正しく理解していますか?

ハゲタカは飛んでゆく
ハゲタカは飛んでゆく ラリー・S. ジュニア


世界覇権国-属国という日米関係を理解できる最良の入門書

これは稀に見る良書です。
話の舞台は微笑みの国・タイ。

主人公のラリーは、米国の政府系シンクタンクの研究員。
日本人のハジメ君は、タイで知り合った友達。
そして仲の良い二人の前に謎の老人・片桐さんが現れることで
物語は展開していきます。

世界覇権国-属国という日米関係を理解できる最良の入門書ではないでしょうか。
おすすめする一冊です。


他国から見た日本の見え方とは?


超大国日本は必ず甦える ハドソン研究所, 楡井 浩一


他国から見た日本

日本の構造的な問題や、ここ数年の政府の無駄な公共事業、
そして今後はよりバイオテクノロジーなどの研究費に税金を利用し
環境問題などにも配慮すべきだという観点は共感できる一冊です。

広い分野にわたって各見識者がまとめる内容はなるほどです。
おすすめする一冊です。

グローバリズムが世界を不幸するとは?


世界を不幸にしたグローバリズムの正体 ジョセフ・E. スティグリッツ


発展途上国に対する資本市場の自由化が
世界各国を破滅に導いています。

漸進主義的なグローバリズムや
中国などが経済がよくなっている理由がわかります。

ところで、読みすすめていくと、
どこか今の日本に似ているなと思いましたが、
解説を読んで合点がいきました。

グローバリズムを理解したい方に是非とも
おすすめする一冊です。

本当の日本の姿を知っていますか?


日本の真実 大前 研一


日本の行方がわかる一冊

現在の日本の真実や実態・問題点
及びその対策方法について書かれた本です。

しっかりと根拠があり具体的かつ明確で、
世界的視野で見て現在の日本がどうなっていて何が問題なのか、
そして解決するためにはどうしたら良いのかということが、
感情論だけではなく論理的かつ明確に書かれています。

大前さんらしく論理的で分かりやすく、説得力があります。
おすすめの一冊です。

会社にいながら年収3000万を実現する?


会社にいながら年収3000万を実現する 和田 秀樹


背中を押してもらえる一冊

著者のさまざまな失敗談・成功談を盛り込んでいるので
より実践できるように書かれています。

かなり泥臭い裏話もあり、儲けのコツを垣間見ることができます。

「3分の1の法則」は、
とにかく実践的でやってみる気になりました。

躊躇してしまうことが多い人におすすめです。
背中を押してもらいましょう。

おすすめの一冊です。

数年後に経済パニックが起こるって本当ですか?

預金封鎖―「統制経済」へ向かう日本 (Econo‐globalists (5))
預金封鎖―「統制経済」へ向かう日本 副島 隆彦


預金時代封鎖がやってくる

「アメリカ発世界大恐慌」について書かれた本です。

副島先生の経済予測は現時点までは
先生のシナリオどうりに進んでいると思います。

先生の「預金封鎖」という大胆な提言と、
テンションは読者を圧倒します。

1975年、つまり30年にケインズ経済の終焉論がありました。
しかし日本経済は拡大続け、ついに国・地方の財政赤字は
1000兆円を超えるまでになりました。

本書は数年後に迫る経済パニックに対して、
読者に防衛策を教えてくれる書物であると思います。

どんな状況下でも一番強いのは人間力です。
余裕資金を若い起業家に投資して、若い力で日本経済を再生する。

副島先生はこの事を一番先に読者に伝えたかったのではないでしょうか。
おすすめする一冊です。